@@@
内閣府食品安全委員会のプリオン専門調査会での動きについて取り上げたいと思います。一部では年内にも米国産牛肉の輸入解禁などという話もささやかれているようですが、このことについてどう考えますか?
@@@
年内に輸入再開という話題ですね。これは非常にいろいろと問題を抱えているように思えます。いままで日本の主張は、前頭検査をしなければ輸入しないと主張していたのに、急に輸入解禁になるという話。国民からすると「アメリカの圧力で日本の政府が負けたのではないか?」と思う方も多いのではないでしょうか。
日本の政府の主張では内閣府の食品安全委員会のプリオン専門調査会で出た結論と言うことになっています。専門家の間では「日本が輸入している牛は若い牛が多いため、どのみち検査をしたところで異常プリオンが検出できない」と言うことらしい。検出できなければ全頭検査をしてもしなくてもリスクは同じでだよね?って感じみたいです。
確かに食品で100%安全なものは世の中にありません。検査を100%して食べているものはないんです。しっていましたか?トマトだって天然のものは毒がありましたし、(もちろんもっと実が小さくて食べれたものじゃない)今食べている食品はどの産地のものも安全性の試験はやっていません。そもそも食事とは食う、食われるの関係ですので少しのリスクは伴うのです。
日本人はフグを食べます。もちろん毒があります。でも毒の部分を腕のしっかりとした、免許のもった調理人が切り落とすことで、おいしくリスクを低くして食するのです。
実は異常プリオンも存在場所がしっかりと明確であるので、その部分をしっかりと切り落とし取り除いているかどうかの検査のほうが大切なのです。
専門家の会見でプリオンが検出できないというのもわかりますが、専門家の仕事は「リスクをどうやって低下させるか」に特化させるべきですので、検出できないならそれではどうすればもっとリスクを低減させられるかと言うことを考えて「しっかりと取り除かれているかのテストをおこなうべき」のような次のハードルを作るのが良いのではないでしょうか。
牛肉輸入再開反対!ということではありませんが、僕は焼肉が大好物ですので、もちろんできるだけ安全なお肉を食べたいと思っています。
そうそう、そして専門家について。
専門家ってなんでしょうね?私自身もよくアドバイザーや専門家チームとして召集され、様々な知恵を出したりしていると思います。
しかし、いつも思うのは「果たしてこのチームは機能しているのか?」と思うことも多々あるのです。(僕がいると言うことだからではないですよ)
みんながものすごくそれぞれに特化しすぎていて、そこでのヒエラルキーや、上下関係、そして分野の溝などがあって、なかなか前に進まないことがあるんです。
チームである以上、やはりリーダーがいて、正確に目的をもってやっていかなければならないのに。とくに最近では「バイオの投資の目利きがいない」ということでどこの投資会社も「専門家チーム」をつくりアドバイザーをつくっています。
そして投資案件について技術アドバイスをしていき、投資するかしないかきまるのです。
まさに神の声?
少し言いすぎかもしれませんが、この一部の専門家にすべてかかっているんですね。
「バイオ業界における専門家チームの意味と役割」
特に細分化されたバイオの分野ですのでこの専門家の意味がいろいろとあるのではないでしょうか?そして、投資時の専門家ははたしてどのくらいの意味があるか?
内閣府食品安全委員会のプリオン専門調査会での動きについて取り上げたいと思います。一部では年内にも米国産牛肉の輸入解禁などという話もささやかれているようですが、このことについてどう考えますか?
@@@
年内に輸入再開という話題ですね。これは非常にいろいろと問題を抱えているように思えます。いままで日本の主張は、前頭検査をしなければ輸入しないと主張していたのに、急に輸入解禁になるという話。国民からすると「アメリカの圧力で日本の政府が負けたのではないか?」と思う方も多いのではないでしょうか。
日本の政府の主張では内閣府の食品安全委員会のプリオン専門調査会で出た結論と言うことになっています。専門家の間では「日本が輸入している牛は若い牛が多いため、どのみち検査をしたところで異常プリオンが検出できない」と言うことらしい。検出できなければ全頭検査をしてもしなくてもリスクは同じでだよね?って感じみたいです。
確かに食品で100%安全なものは世の中にありません。検査を100%して食べているものはないんです。しっていましたか?トマトだって天然のものは毒がありましたし、(もちろんもっと実が小さくて食べれたものじゃない)今食べている食品はどの産地のものも安全性の試験はやっていません。そもそも食事とは食う、食われるの関係ですので少しのリスクは伴うのです。
日本人はフグを食べます。もちろん毒があります。でも毒の部分を腕のしっかりとした、免許のもった調理人が切り落とすことで、おいしくリスクを低くして食するのです。
実は異常プリオンも存在場所がしっかりと明確であるので、その部分をしっかりと切り落とし取り除いているかどうかの検査のほうが大切なのです。
専門家の会見でプリオンが検出できないというのもわかりますが、専門家の仕事は「リスクをどうやって低下させるか」に特化させるべきですので、検出できないならそれではどうすればもっとリスクを低減させられるかと言うことを考えて「しっかりと取り除かれているかのテストをおこなうべき」のような次のハードルを作るのが良いのではないでしょうか。
牛肉輸入再開反対!ということではありませんが、僕は焼肉が大好物ですので、もちろんできるだけ安全なお肉を食べたいと思っています。
そうそう、そして専門家について。
専門家ってなんでしょうね?私自身もよくアドバイザーや専門家チームとして召集され、様々な知恵を出したりしていると思います。
しかし、いつも思うのは「果たしてこのチームは機能しているのか?」と思うことも多々あるのです。(僕がいると言うことだからではないですよ)
みんながものすごくそれぞれに特化しすぎていて、そこでのヒエラルキーや、上下関係、そして分野の溝などがあって、なかなか前に進まないことがあるんです。
チームである以上、やはりリーダーがいて、正確に目的をもってやっていかなければならないのに。とくに最近では「バイオの投資の目利きがいない」ということでどこの投資会社も「専門家チーム」をつくりアドバイザーをつくっています。
そして投資案件について技術アドバイスをしていき、投資するかしないかきまるのです。
まさに神の声?
少し言いすぎかもしれませんが、この一部の専門家にすべてかかっているんですね。
「バイオ業界における専門家チームの意味と役割」
特に細分化されたバイオの分野ですのでこの専門家の意味がいろいろとあるのではないでしょうか?そして、投資時の専門家ははたしてどのくらいの意味があるか?
コメント
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。