地域を盛り上げるため、宇宙教育プロジェクトは全国を周ります。
昨日は青森の五所川原農林高校で宇宙大豆授与式でした。
読売新聞青森版にも出ました。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20110510-OYT8T00084.htm
東京版には先日の宇宙教育フォーラムの記事が出たようです
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news/20110510-OYT8T00090.htm
昨日は青森の五所川原農林高校で宇宙大豆授与式でした。
読売新聞青森版にも出ました。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20110510-OYT8T00084.htm
今秋収穫 商品化も検討へ
宇宙を旅した大豆の粒をポットに植える生徒たち(五所川原農林高で)
五所川原市の県立五所川原農林高校(佐藤晋也校長)に9日、宇宙を旅した大豆(毛まめ)の粒が帰還し、生徒たちが種まきした。無事に生育すれば今秋に収穫され、将来的には同校のオリジナルブランドとして商品化も検討する。
この取り組みは、「宇宙大豆プロジェクト」と題し、科学実験教室などを提供する企業「リバネス」(東京都新宿区)と連携して実施している。昨年4月、つがる市の農家が栽培した毛まめ31粒が、同校を経由して同社に渡された。
これらの粒は、翌5月に打ち上げられた米航空宇宙局(NASA)のスペースシャトルに載せられ、国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」で保管。10か月の旅を終え、今年3月に地球に戻ってきた。
9日、同校で宇宙大豆の授与式が催され、全校生徒514人が出席。同社代表取締役CEOの丸幸弘さん(33)が「宇宙空間を旅した種がどのような成長をしていくか。たくさん採れたら、青森、五所川原ブランドとして、その商品を届けてほしい」と激励。栽培実験に取り組む生物生産科の生徒代表2人に毛まめ20粒を手渡した。
この後、同科の2、3年生67人が農場に移動し、培養土をポットに入れた後、1粒ずつ丁寧に宇宙大豆をまいた。2年生の中谷純香さん(16)は「形や色に違いはなかったけど、植えてみて違いが出たら楽しい。みんなにおいしく食べてもらえる大豆に育ってくれたら」と笑顔だった。
毛まめは、1粒から100粒程度が収穫できる。同校は順調に増やせれば、毛まめとしてだけでなく、みそなどの加工品作りも検討していく考えだ。
宇宙を旅した種子の栽培実験は、県内では弘前実業高校藤崎校舎(藤崎町)でも行われており、6月にはリンゴ・ふじの種が、同社から引き渡される予定。
(2011年5月10日 読売新聞)
東京版には先日の宇宙教育フォーラムの記事が出たようです
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news/20110510-OYT8T00090.htm
小中高生が観察、研究発表
国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」で保管され、地球に帰還した植物の種を、小中高生らが育てる教育プロジェクトが都内の学校でも行われている。宇宙に興味を持ってもらい、未来の科学者を育てようという試みだ。4月29日には、千代田区でプロジェクトについてフォーラムが開かれ、参加している都内の学校が研究発表した。(川床弥生)
2008年に始まったプロジェクトは、スペースシャトルで種を打ち上げ、きぼう内の有償利用スペースで保管後、帰還させている。今年は3月に、トマトやヒノキ、リンゴ、ホップなど18種類44品種の種が宇宙から帰ってきた。
教育関連会社「リバネス」(新宿区四谷)が中心となり、様々な企業や自治体、大学が参加して進めている。昨年は種が行方不明になるアクシデントもあったが、今回3回目を迎えた。
秋葉原駅近くで行われたフォーラムでは、09、10年度に宇宙ミヤコグサの研究を行った私立上野学園中高(台東区)の科学部のメンバーが、研究結果について発表した。
09年度の実験では、ミヤコグサは育ったが、水を抜く時期を見極められず種は出来なかった。だが10年度は、成長はほぼ変わらなかったものの、宇宙種の方が地球のものより一回り小さく数も少ないという結果を導き出した。
同校では実験中、多くの生徒に見てもらおうと、職員室の近くに観察コーナーを設けたという。高校3年生の早川聡史さん(18)は「貴重な種なので緊張したが、興味深い実験ができた」と振り返る。
一方、今年は、中野区立平和の森小学校に、約10か月間、宇宙に保管されて帰ってきた東京の大豆「東京八重生(やえなり)」の種が託された。参加企業の一つ、みそ製造の「宮坂醸造」(本社・中野区)が進めている食育プロジェクトの一環で、4年生が校内の花壇で育てて収穫するほか、6年生が成長の様子を研究する。
6年生の田中美帆さん(11)は「普通の大豆と葉っぱや種がどう違うのか調べたい」と話し、森田早紀さん(12)も「どんな味か気になる。食べてみたい」と楽しみにしている。内野秀夫校長は「食育にとってすばらしい教材。実験を通して、食への関心を持ってもらいたい」と話している。
(2011年5月10日 読売新聞)
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