日本初、下北沢病院で植物工場(水耕栽培)を導入、病院食向けのメニュー開発にも活用
〜野菜のチカラで健康に寄与、コミュニケーション創出の場に〜

医療法人社団青泉会下北沢病院(東京都世田谷区 病院長:山口晃弘)は、株式会社リバネス(東京都新宿区 代表取締役:丸幸弘)と協力し、院内に植物工場ユニットを導入しました。植物工場は、3月1日に試験稼働を開始、4月より患者様向けに使用を開始します。実際の病院に植物工場が導入される事例は、今回が初めてとなります。
今回導入した植物工場は、患者様へのサービスとして、好きな野菜を栽培できるスペースを無料で貸し出します。栽培スペースを小分けにし、患者様ごとに割り当てるので、個別に栽培を楽しむことができます。緑による癒しやコミュニケーションの創出の場として活用して行きます。

また、病院食に活用できる素材として、植物工場産の野菜にも注目し、その分析とメニュー開発にも取り組みます。植物工場の野菜は、通年で安定した品質の野菜を生産出来るほか、生菌数が低く、かつ無農薬栽培が可能であることが大きなメリットになります。今回導入する植物工場では、その一部を使用し、野菜の持つ抗酸化作用、解毒作用、免疫力など安全性を軸とした分析を実施する予定です。メニュー開発は、日本給食サービス株式会社(東京都千代田区、代表取締役:山本貞雄)と共同で実施する予定です。